ワンフィクションシートピラーを入手!
先日、無い無いと書いていたワンフィクションシートピラー。結局これが手に入らないことで、正しいポジションが得られないのなら、BD-1のパーツをグレードアップしても意味がないのではないか。ということで、ロードレーサーのcannondale R2000のパーツを発注したのが先日まで。
で、先日買った、「折りたたみ自転車&スモールバイクLife 2 (タツミムック)」という本を読んでいたら、ちょくちょく「サイクルハウスしぶや」さんという名前が良く出てくるんですよ。オリジナルパーツをリリースしたりして、ちょっとマニアック。で、サイトを見に行ったんです。通販ページでなんとなくワンフィクションシートピラーを探してみたら、買える状態になってるじゃないですか。当然、これまたなんとなくポチッとしたわけです。まぁ、あれだけ探してなかったんだから、ここも載ってるだけで在庫を確認したら「ありませんでした」って言われるのがオチだろうと。
そうしたら1週間くらいして「最後の1本だけありました」って連絡が来たじゃないですか! こりゃもう買うしかないでしょ!? これを逃したら二度と手に入らないし、そうしたら永遠に正しいポジションが出ないかもしれない。そうしたらこのBD-1はずーっと「チョイ乗り」で終わってしまう。
てことで、注文確定。
↓で、来たのがこれ。
↓見ての通り、ヤグラがずいぶんとポストに対してオフセットされています。
↓目盛りもちゃんと付いてます。
↓取り付けてみた。見た目でもずいぶんサドルが前に出ました。
↓裏から。
↓ちょっと引いて。
で、乗ってみた。
今までの後ろ過ぎるサドルにずいぶんと慣らされていたせいか、ちょっと違和感。でも計ってみたところ、十分良い位置にサドルが来ているので、これで問題は無いはず。
相対的にハンドルが近くなってしまったので、ちょっと前に出したい感じ。それも難しいのだけど。さらに、前々から感じていたハンドルの高さがさらに気になるようになってしまった。
結局、永遠に正しいポジションにはたどり着けないような気がしてみたりして。
ずっと売ろうと考えて、何年も過ぎてしまいました。たまに乗ろうとすると、ホイールが振れていたり、STIが壊れてしまったりで、不憫にも感じてきました。
BD-1という折り畳み自転車を改造しようと金策に走っていたのですが、どうせお金をかけるのなら、より完成度が高い自転車からやった方が満足度は高いかな? とか、その他諸々の理由により、2008年11月に最新のシマノ105フルセット(ヘッドパーツと前後ハブを除く)を注文しました。
てことで、最後の勇姿。
ちなみに、ヘルスメータで計った重量が9.7kgでした。これがどのくらい軽量化されるのか楽しみです。この重量はペダルやリアフラッシャなどが付いた、いわゆる装備重量です。
さて、がんがんとバラしに入ります。バラすのは簡単。片っ端から外していきます。
実は以前のこと、このR2000のフレームにRX100を組み込む際、苦労したことがあります。それは、
これは、まだまだなーんにも知らなかったのが災いしていたのですが、恥ずかしいことに、ブレーキワイヤにシフトのアウタを使って「あれれ、上手く行かない」とかやってたんですからねぇ。
ブレーキのナットは、カーボンフォークの厚みが増えて、それまでの短いナットが届かなかったんですね。これが、パーツとしてブレーキを買えば、各種長さの違うナットが付いているなんてことも知らなかったわけです。
まぁ要するに何にも知らない分際で自転車を組もうとしていたわけなんですから、あれこれが上手く行かないだけでなく、そのまま走ろうものなら、事故の原因にもなっていたわけです。
結局最後はショップのお世話になってしまいました。
あれから何年も過ぎてます。さて、今度はどうでしょうね。てことで組み付け開始。今回はブラックパーツでまとめてみました。イエローフレームに映えるかな?
今日はとりあえずパーツを付けただけ。完成まではまだ1/3も進んでません。組み付け後の調整がすべてを決める訳なのですが、どーなるんでしょ?
フレームのみになったところで、測定したら、1.9kgでした(105ヘッドパーツ込み)。軽いなぁ。今時のは1kg切ってるような、クレイジーなフレームもあるようですので、別に珍しい数字でもありませんが、2kg切ってるってのは、驚きますね*1。
デュラハブで組んだCXP30ホイールも、前後を計ってみました。フロントが1.3kg、リアが1.8kg(105、10Speedカセット込み)でした。これでもう5kgです。どうですかね、軽い部類にはもう入りませんかねぇ?
組み付け後半、調整、試走はこの次のエントリー以降で紹介します。
*1 ちなみに、キャンピング車のAMANDAフレームは、2.95kgです。こちらは30kg級の荷物を積むので、これくらい頑丈でないとダメなんですけどね。
というわけで、なんとか組み上げました。いろいろあったものの、今のところきちんと停止するし、変速もしているので、恐らく大丈夫なはず。
期待の重量は、実測で9.2kgでした。500gの軽量化。あんまり軽くならなかったですね。それだけRX100の性能が良かったということか?
以下、画像で紹介していきます。全ての画像はクリックでちょっと大きくなります。
全景。あんまり変化が感じませんね。(^_^; クランクがブラックになったことで大きく印象が変わるかと思いましたが、それ程でも無かったです。
クランク。ホローテックとか言ってます。コンパクトクランクなので、50T×34Tです。クランク長は165mm。ちょっとチェーンを長くしすぎたようで、フロントがインナーの時はディレイラーが緩み過ぎて、リアはトップから4枚使えません。まぁ、別にインナートップは使わないし、別にこのままでもいいんですけどね。でもやっぱ、ちゃんとしてないとイヤかなとか。 コネクティングピンがもう無いので、後日買ってこなければ。
フロントブレーキ。まだ当たりが出てないはずなのに、恐ろしい制動力です。うかつにパニックブレーキしたら自転車ごと飛んでいきますね。
STI。よく見るとフライトデッキに対応しているようです。くくく。
フロントディレイラー。取り付けは上手く行ってるはずなんですが、意外と「パコーン!」と勢い良く変速します。もっとこう、インテリジェンスを感じさせてもいいと思うんですがねぇ。でも、変速の速度が命な時も、レースをやる人にはあるんでしょうから、これくらいじゃないとダメなのかな?
リアディレイラー。大して調整は追い込んでないんですが、なんか上手く変速するから大丈夫なのかな。(^_^;
夢の10Speed。これ買った時は8Speedだったのに。技術革新は凄いもんです。これで前後合わせて20段ギアとなりました。ちなみにギアは12-13-14-15-16-17-19-21-24-27Tの組み合わせ。インナー×ローのギア比は1.26。つまり、ペダル1回転でタイヤが1.26回転。これまでのが1.5なので、ちょっぴりローギアになりました。
これまで使用していたCODAのサドルがそろそろ寿命なので、ずいぶん以前に買ってちょっとしか使っていなかったアヴォセットのサドルを付けました。これは高かったのにあんまり合わなくて、ずっとしまっていたものです。いずれピラーとともに最新のに変えてみたいですね。
最近のは尾てい骨の幅を計測して、それに合ったサドルを選ぶという買い方あるそうなんで、そういうのを試してみたいです。
ということで……。
さて、ちょっとだけ試走してみましたが、大きく変わったのかと問われると、なにせ久しぶりに乗るので以前がどうだったか全く思い出せません。(爆)
サイクルコンピュータも付けてませんので、客観的なこともわかりませんが、とにかく軽くなった感じがします。家のどの自転車よりも軽い。当たり前ですけど。ま、印象については後日また少しずつ…。
今後やりたいことは、
というところですか。チェーンだけはすぐやらないといけませんね。それとこのままだと走行状況がわからないので、サイクルコンピュータも早々に付けたいところです。でももう資金は底を尽いたので、しばらく無理かなぁ〜。あう〜。
というころで、やっと、やっと乗れるようになりました。今後が楽しみです。
R2000を楽しむには、とにかくサイクルコンピュータ(以下、サイコン)が無いと話にならんと思っているのですが、もう資金は底を尽いて、すぐには買えません。ということで、ウチに転がっている古いサイコンを付けることにしました。
転がっているのはCATEYEのCC-CL200。センサー取り付けバンドは、なぜか新品がありました。が、そもそもこのセンサーバンドは丸いフォーク用に出来ているようで、R2000のつぶれた楕円形のフォークにはどうやっても上手く付きません。ここに時代のズレがあるとは。いやま、正確に書くと、付くには付くのですが、センサーがスポークに接触してしまうのですね。で、接触しないようにセンサーをずらすことが出来ない…。
さんざん考えたあげく、RALEIGH RSW SPECIAL(以下、RSP)に付いているCC-RD300WをR2000に付けて、CC-CL200をRSPに付けることにしました。
ところがここで問題が。CC-CL200の電波到達距離は45cm。RSPはセンサーを付けたフォーク中間位置からハンドル上部までは50cm以上。これでは電波が届かない。こういう時はたいていトップチューブに付けたりするものですが、ここにはリアのブレーキワイヤが来ているのでそこも無理。
またまたさんざん考えて、ダウンチューブに付けることにしました。ここならセンサーからの距離が近いので、電波の問題は無い。けれど、ここに付けるとトップチューブが邪魔でメーターが見えない。orz まぁでも仕方が無い。メーターが買えるようになるまでの我慢だ。
てことで、取り付け完了。
↓別売りの台座を使って、ステムの真上に取り付け。メーターはここが邪魔にならなくて良いです。
ハンドルを一番下げてしまったので、ベルが付かなくなってしまい、やむなくステムの上に無理矢理。なんとか付いてます。
↓センサーはこんな感じで付けました。センサーマグネットは、むかーしに付けていた有線のサイコンで使っていたものを流用。これでもちゃんと動いてます。
↓RSPのメーターはこんな感じに。
↓引くとこんな感じ。ここじゃメーターは見えません。
ということで、
サイコンが付いたR2000で10kmばかし流してきました。
感想を思いつくまま書いてみると……
何というか、走っていてワクワク感が無いというか、素直すぎて面白味が無いというか…。もちろん踏めばガンガン加速して行きますし、恐らくこれなら峠の下りで100km/hを出しても恐怖感も無いでしょう。でも、なんか違う。例えばRSPに乗っている時の、常に感じる高揚感が無い。
恐らくこれは、ロードレーサーという乗り物が、レースのために生まれてきたものだからなのでしょう。レースをやるのに楽しさなどいらないし、ワクワクしなくてもいい。とにかくストレス無く、自分の力を最大に発揮できさえすればいい。
もっと言ってしまえば、私如きの非力なサイクリストが乗ったところで、その魅力を微塵も感じることが出来ないのだなと。
こいつの出番というのは、例えば過去に行った東京−直江津300kmとか、センチュリーランのように、短時間で長距離を走らねばならないようなシチュエーションとか、それこそレースで使うとか、後はその高効率を利用したフィットネスが一番なのかな。
ま、でも、わかり易い表現をするならば、ロードレーサーを持つというのは、我が家にF1マシンがあるようなもの。たまに駆り出して、その最高峰のレベルを体験するというのは、実は凄いこと。今後はそんな楽しみ方をしてみたいかな。
夢を書くならば、こいつを振り回せるくらいになりたいものですけどねぇ。ははは。
ワンフィクションシートピラーを付けたことで、ちょっとハンドルが近くなりました。さらに、普段ドロップハンドルの自転車に乗ってばかりいると、BD-1のハンドルはちょっと高い。
ということで、なんとかしよう。
ポジションを変えるため、ハンドルポジションチェンジャーを付けてみました。
ハンドルポジションチェンジャーは、過去に買って使わずにいたものがあるので、これを付けます。
ZOOM ABERHALLO ハンドルポジションチェンジャー
とにかくやりたいのはハンドルを低くしたい。ということで、こんな感じで付けました。
このためにライトが付かなくなってしまったので、NITTOの便利ホルダーを、ハンドル中央部分に付けて、ここにライトを設置しました。サイクルコンピュータを付けるなら、ここが良さそうですね。
ポジションはかなり良くなりました。これでようやく「乗れる」自転車になってきたように思います。
それにしても当初のシンプルさがどんどん失われていくような…。
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STRiDA LT (Primo Comet 16inch 1.35 HE 37-305) : 未計測
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BROMPTON S2L (SCHWALBE KOJAK 16inch 1 1/4 WO 32-349) : 1280mm