最近ずっとサイクリングを共にしている「しゅなみ」さんと、一度静岡を走ってみたい…という話を去年からしてました。この季節ですから、あまり山の方へ行ってしまうと寒すぎるし、道は凍っているかもしれないし、雪もあるかもしれない…ということで海岸線を走りましょうか…ということで、前回のヤビツ峠でご一緒した河Kさんも誘って検討に入りました。
ところが実際にプランを立ててみると、なぜか話は千葉県の房総へと飛んでいき、フラワーラインなんかいいよねぇ…というところから一転して千葉県ツーリングと相成ったのです。
千葉県は自分にも思い出深い場所です。98年の一周ツーリングではとにかく辛い思いをしました。今回は、その時にあまり楽しめなかった雪辱も兼ね、フラワーラインを中心にルートを決めました。
現地までは、動き易さから輪行を考えていましたが、意外に交通費がかかるため、車を使いました。
ツーリングルートは、一日目はフラワーラインを中心に、館山−鴨川間を使って南房総を一回りのおよそ70km、二日目は、亀山ダム、養老渓谷、久留里あたりを通過する内陸ルートのおよそ50kmとしました。
泊まる宿は、海が目の前の「ペンションシーガル」にて決定。webにて検索した中から、3人部屋があることを条件にしぼり、現地での下見にて決定しました。私としてはあまりこういうので悩むのは好きじゃないので、1件目でさっくり決定。
8日、午前7時半に待ち合わせ場所にて集合。京葉道路から館山自動車道から国道127号、410号で館山市の「ペンションシーガル」へ到着。ここに車を置かせてもらって、自転車の準備。そして午前11時、いよいよスタート。しかし、スタート直後、私のサイクルメーターの電池が切れてしまい、走行速度がわからずに先頭に出にくい状態に。(^^;
海岸線であるフラワーライン。前回の私は、ここを放心状態で走っていましたが、今日は違います。景色を楽しみ、走りを楽しみつつ、人と一緒に走る楽しみを味わえてます。
しばらくしてから、県道86号、館山白浜線へと入り、ここからしばしのヒルクライム! …と思いきや、道は実に普通。ちょっと上ってはいるけれど、「こんなの坂とは言わん!」と、ちょっぴりがっかり? おかしいな、下見の時に車で通過した時はもっと傾斜があったように感じたんだけど…。(^^;
しばらくして館山駅へ。ここから128号線へ。少し行ったところにガストを発見。ここでお昼に。時間は、確か午後12時半くらい。
1時間ほどしてから再スタート。見た目普通の道を三人縦列で走る。
このまま県道297号と交わるところまで行くはずが、どうも道を間違えた(たぶん、国道410号へ入ってしまった)らしく、意外に早く海へ出てしまいました。まぁいいかということで、自転車道へ入り、ここから海沿いを走ります。
白浜が近づいてきた頃から、向かい風がきつくなってきました。三人とも、それぞれの持つペースが違うため、こういった厳しい条件になるとどうしてもばらけがちになってしまいます。とりあえず各々のペースを守り、離れすぎたら先頭がしばらく待つ…という走り方が暗黙のウチに決まっていきました。
白浜の休憩場所にてしばし休憩。ここでしゅなみさん持参のコンロにてコーヒーを煎れました。風は強く、看板を風よけにして湯沸かし。その間に試乗会が始まります。今回しゅなみさん初体験のアマンダ。河Kさん初体験のゼファーランドナー。それぞれ、どんなことを感じたでしょう?
今回の旅のベストショット。しゅなみさんのゼファーランドナー。
あまりじっとしていると体が冷えてくるので、早々に切り上げ、残り約15km程を走り、「安房自然の村」のジャングル風呂温泉に到着。冷えた体にお湯が熱い〜。
しっかりと温まり、夕食が待つ宿へもう一走り。およそ10分程度で宿に帰還。お疲れぇ〜。
部屋に通され、夕食の時間までくつろぎつつ、TVを見つつ、すでに全員眠りの体制に。(笑)
食事の時間。
ここのオーナーは元コック(?)だとかで、料理の腕は確かなようです。料金を考えると、遙かに豪華、そして上等な料理にみんなご満悦。いい加減に決めた割には大正解! 建物の雰囲気もいいし、「また来ようよ!」とその場で次の予定について話してみたり…。
ここの料金はシーズンで変わるため、もしも利用してみようという方は、まずはwebを訪れてみてください。
食事が終わり、部屋に戻って酒盛り。しかし、それなりに疲れていたのか、飲んだら一気に睡魔が…。明日も走るし、深酒禁物。もう寝ましょうかってことで午後9時、常識外れの時間に就寝。
走行距離 63.79km
走行時間 3h35m
平均速度 18.7km/h
午前6時。何となく起床。9時間、私は一回も目が覚めませんでした。(^^; まさに完全な熟睡。ていうか寝過ぎ。
朝食です。今朝はスクランブルエッグとかハムとか野菜とかオレンジとかマカロニサラダとかパンとか。ジュースは生グレープフルーツかな? 相変わらず食事は良い。
朝食後、荷物をまとめてチェックアウト。いやいや、この宿は良かったっす。春先にまた来ましょうねぇ。
午前9時半ころ、宿を出て、二日目のルート起点である亀山ダムへ。鴨川から鴨川道路、県道24号線「千葉鴨川線」を使って到着。ダムの駐車場に車を置き、二日目スタート!
走り始めてしばらく、道を間違えたことに気づきました。気がつけば、着くはずのない久留里線、上総亀山駅に。亀山ダムから県道24号線へ出た時点ですでに間違えていたのだけど、いかんせん地図が大ざっぱ(98年の千葉ツーリングで使った地図で、その時もその地図に翻弄された(笑) もっと良いのを買えっての。>自分)なのでどうしようもない。予定では時計回りで行くはずだったのだけど、戻るのもイヤなので、半時計回りで進むことに決定。まずは養老渓谷方面へ進むことにする。
国道465号線。山道らしい、起伏のある道が続きます。これがなかなか楽しくていい感じ。ここから県道81号線へそれて、養老渓谷へ。ここで川に降りてみようかという話は出ていたものの、なぜかその事はすっかり忘却の彼方へ。
ひとまず時間も時間だからお昼にしよう! ということで、道すがら見つけたホテルで食事。私は天丼。1200円だけど、それなりに美味しかった。
食べるものを食べて元気を取り戻し、さー、残りを頑張って走りましょう〜。ということで、市原市月崎へ。ここから県道32号線大多喜君津線に入り、久留里方面へ。
久留里からは国道410号線へ戻り、再び亀山ダムを目指します。
今日のルートは全般的に上り下りが多く、走り応えがありましたが、きつすぎる坂も無いし、長すぎる坂もないので、自分のペースを守れば十分に走りきれるルートだと思います。一箇所、8%の坂がありましたが、その手前も同様の下りになっているので、勢いを付けて下ればそれほど労せずに上がりきれます。
とにかく楽しく走れるし、このルートが楽に走れるようになれば、それなりに力も付くんじゃないかな? と、また今度こっそりと来てみようと思ってみたり…。
そしてようやく亀山ダム到着。お疲れさま〜ってことで、ここで再びコーヒーを煎れるしゅなみさん。ううむ、走り途中のコーヒーは病みつきになるかもしれず。
しばし休憩の後、車に自転車を積み込み、一泊二日のツーリングは終了となりました。
帰りにしゅなみさんにステーキをごちそうになりました。(⌒▽⌒) ごちそうさまです。
走行距離 48.75km
走行時間 3h08m
平均速度 15.4km/h
「計画は無理の無いように」を常に念頭に置いて計画を立てることの大切さを、今回も思い知りました。
今回は、一日目70〜80km、二日目50kmという距離を始めに決めてルートを決定。さらにそこに「何かがあったときの抜け道」も見据えておきました。一日目は気づかないウチにショートカットしてしまいましたが、それで丁度良い時間に宿に戻れましたし、二日目は疲労度を鑑み、当初のルートよりも近い道を使って戻って来たのが正解となり、さらに道を間違えて半時計周りで進んでしまったのが吉と出たようです。(きつい箇所を先にこなしていたため)
どこでも、疲れたところを宿に出来るキャンプツーリングと違い、決めたところへ行かなければならない、今回のようなツーリングでは、とにかく「逃げ道」を常に把握しておくことは大切ですね。
それにしても、今回のツーリングは全てが上手く進んで、とても楽しいものとなりました。東京、千葉方面は冬でもこうして楽しめるのがありがたいです。
次は2月を予定してます。どこへ行こうかな?
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タイヤ周長一覧(実測値)
STRiDA LT (Primo Comet 16inch 1.35 HE 37-305) : 未計測
Raleigh RSW Special (Primo comet 20inch 1.35 HE 37-406) : 1450mm
BROMPTON S2L (SCHWALBE KOJAK 16inch 1 1/4 WO 32-349) : 1280mm