2日ほど通勤路(往復約16km)を走ってみました。ざっと感想など。
昨日の帰りにサドル調整。納車時は目一杯前に出ていましたが、1cmほど後ろにずらしました。恐らくこれで位置は合ったはず。
それにしてもこのBROMPTONに標準で付くようになったペンタクリップ(ヤグラ)ですが、めちゃくちゃ良いですね。とにかく調整がしやすい。傾きも無段階です。じっくり調整できます。ヤグラの中にはちょっとゆるめただけじゃ動かず、動くまでゆるめると崩れる…なんてのもありますが、これは秀逸です。
私のBROMPTONはフロントチェーンリングを44Tにしている(標準は50T)せいもあり、Highでも軽め。ケイデンス計やサイクルコンピュータを付けていないので確かなことはわかりませんが、Highで90rpm前後で回して20km/hちょっとは出てるかな*1〜という印象。
そんなギア比なので、もうちょっと上が欲しい時もありますが、まぁ、BROMPTONでそんなにスピード出してどうするよって感じもあります。BROMPTONではてれてれ、だらだらと、のんびり走るのが私流。
Lowは、上りではもう少し軽いギアが欲しいけれど、峠に行かないならこれでも十分かな。う〜ん、10段化はどうしようかな…とちょっと考えてしまう。(いずれやりますけどね)
いやいや、それにしてもホントに剛性感があります。カチッとしていて、少しもだらけた感じがない。同じ設計でもL3のそれとは全く違う。逆に言えば、同じ設計図でも全く違う物が作られてしまうということですね。(まぁお互い、10年の開きがありますけれど)
これで自分に合ったギアが手に入って、ポジションがしっかり出てくれれば、本当に最高の1台となってくれるかもしれません。いや〜実に感動です。
妻のL3も、刷新という意味でM3Lを買い足したいくらいです。イヤもうホントに。
これはL3でも悩まされたんですが、かなりクランプをきつめにしたら下がらなくなったので、S2Lでも少し締め付けてみたところ、下がらなくなりました。しばらく様子見です。
クランプの締め付け調整は、ゆるみ防止がされたボルトで止まっているので、10mmのスパナやメガネレンチでないと回らず、工具無しでは調整出来ません。注意が必要ですね。
畳んだ状態では、ぎりぎり立ってる感じです。電車やバスなどで揺れたりすると、ハンドル側に倒れてしまいます。このバランスの悪さで、ハンドルを起こした状態で引いて転がすのはちょっと難しい。でも押して転がすのは大丈夫ですね。
これを倒れないようにするには、キャスターのトレッド幅を広げるしかない。走行時は畳めて、畳んだ時に広げられるような工夫が必要ですが、これはそう簡単には出来なさそうです。簡単ならすでに商品化されてるでしょうし。
やはりハンドルを出して、そこを持って押して歩くのが一番安定します。輪行時はハンドルを畳み、ハンドル側を壁に付けるか、倒れないようにバンドを常に携帯するしかないです。この辺のバランスの悪さはL3から進化してないのですね。
BROMPTONは、フロントアダプターに取り付けたバッグごと転がせると言われてますが、現実にはそれは難しそうです。というのも、バッグが空に近い状態ならなんの問題もないのですが、かなり満載状態だとバランスが悪く、やはりハンドル側に倒れ込もうとしてしまいます。これも引くのではなく、押すならばどうにかなりますが、いずれにしても変な力の加減が必要なので、万能って訳ではないですね。この辺も、ローラーが4ホイールとなるキャリア付きBROMPTONだと多少は良くなるのかもしれません。
また、Twitterでのフォロワーさんの話によると、オプションのテレスコピック シートピラーを取り付けておけば、シートピラーを伸ばしても折り畳みが崩れず、サドルを押して転がせるとのこと。
BROMPTON L3やBROMPTON S2Lのように、ローラーが3輪のものは、1輪側が前にあると転がりが悪いので、これを採用するならば、サドルのお尻を持って引いて転がすと良いかもですね。
通勤には絶大な威力を誇るBROMPTONですが、一つ欠点があります。それはホイールが簡単に外せないこと。よってパンク修理にはそれなりの手間と時間が掛かります。パンクの穴がなかなか見つけられなかったら、それだけでアウトです。
クイックリリースのホイールならば、スポンと外してチューブだけ入れ替えてしまえばすぐに走り出せますが、BROMPTONはそうはいかない。パンクはいつ起こるかわかりませんので、常にこういった不安がつきまといます。
とりあえずホイール付いたままでタイヤの付け外し特訓しないとですね。パッチはイージーパッチでもいいからぱっと付けられるものを。後はパンクの穴がすぐに見つかるよう、天に祈りながらチェック。
遅刻は必至かも…。
チューブに封入して、パンクしないタイヤを作れるような何かがあった気がしますが、そういうのも手かなぁ? 重量が重くなるのが欠点だったかな。しょうがないけど。
追記
しかし、内装ギアを搭載していないS2Lは、ホイールを止めているナットを外せば、後は簡単にホイールが外せることが判明。これならパンクも怖くない。
ただし、このナットが15mmと、日本ではあまりポピュラーではないサイズなため、工具探しに難航。無いことは無いのだけれど、サイクリングで持ち歩くことも考えるとなるべくシンプルなものがいい。でも、なかなかそういうものがない。
最終的には諦めて、小型のモンキーレンチを購入。締め緩めには左右とも必要なのですが、ペダルレンチがやはり15mmなので、反対側はこれでどうにかなるはず。
まぁ、内装ギアがあったとしても、内装ギアの変速ワイヤを外す手間が増えるだけなので、あんまり関係ないのかもしれませんね。
ただ聞くところによると、いずれ取り付けたい内装5段ギアは、ワイヤのテンション調整ががシビアらしいので、一度調整がうまく行っちゃったら、あんまり外したくなくなるかも?
追記ここまで
台湾OEMのBROMPTON L3は英式バルブなのですが、本家英国のBROMPTONは米式なんですね。これはびっくり。4日目で初めて気付きました。
米式は自動車のバルブと同じ形状なので、最悪、ガソリンスタンドで空気を入れてもらうことも可能です。MAXまでは入らないかもしれませんが。自動車用のエアゲージも使えそうですね。
ちなみに英式はママチャリでも使われているタイプ。仏式はロードレーサーに使われているタイプです。
まず、ハンドルがちょっと長く感じるので、少し切りつめたいです。両端で合わせて2cm〜3cmくらい。でもやる前にいろいろと確認が必要ですね。
それとグリップを変えたいです。標準のはちょっと握り心地がよくありません。
サドルはちょっと様子見。今日の片道で軽くお尻に来たので、長い距離だとまずいかも。ただこれも実際にロングを走ってみないとわかりませんので、それまではこのままですね。
当初、S2Lを買ったら絶対にPrimo Cometというタイヤを履かせる!って思っていたのですが、今のところ標準のSCHWALBE KOJAKも悪くないので、それが減るまではこのままかもです。
また、Primo Cometは肉薄のタイヤなので、結構柔らかく、ホイールからの脱着が他のタイヤに比べて楽だったりします。上記のパンク修理でも時間的に有利かもしれません。まだKOJAKのタイヤを外したことがないものですから、机上の空論ではありますが…。
というようなわけで、乗れば乗るほど素晴らしい自転車だということがわかります。いやこれはまずい。もう1台欲しい。(笑)
*1 計算上は、25.74km/hとなるようです。
下記、車種別リンクから、お好みの車種を選んでご覧ください。
当ブログに掲載している写真及び、文章の無断転載、そして画像への直リンクは一切お断りいたします。もし、二次利用されたい場合は、個人、商用に関わらず、コメントよりお願いします。
また、現在このブログではトラックバックを受け付けておりません。
Under construction
引退しました
合計:
今日:
昨日:
サイト検索は、Google メインインデックスのサブインデックス内で行われます。更新時期や頻度は不定期で、すべてのページがクロールされるとは限りません。
検索結果がNot Foundの場合、検索結果へ戻ってキャッシュをクリックしてみてください。
いっとくHome Page!(本家)
↑xoopsテスト用に設置しています。特に何もありませんけど…。
いっとくの戯言書庫(ブログ)
↑自転車の日常の話題はこちらでも。
タイヤ周長一覧(実測値)
STRiDA LT (Primo Comet 16inch 1.35 HE 37-305) : 未計測
Raleigh RSW Special (Primo comet 20inch 1.35 HE 37-406) : 1450mm
BROMPTON S2L (SCHWALBE KOJAK 16inch 1 1/4 WO 32-349) : 1280mm