いろいろ試してみたいと思っているハンドルバーですが、今回は、「マースバー」というドロップバーを購入してみました。日東製です。
要するに、普通のドロップハンドルです。ランドナーバーに比べ、
という違いがあります。まぁ、ありていに言ってしまえば、ランドナーバーの形状が特殊なだけで、こちらは至って普通の形状です。
普通、ドロップハンドルというものは、ブレーキワイヤや、シフトワイヤをハンドルに沿わせて、その上からバーテープを巻きます。これですと、ワイヤの分、出っ張ってしまうのですが、最近のロード用ドロップは、その状態でバーが丸くなるよう、ワイヤ類をハンドルに埋め込むような感じで沿わせるへこみがあります。
ところが、ランドナーバーもマースバーもそういうへこみはありません。元から、ブレーキレバーはシマノのSTIとかを使わず、今回使っているような、ワイヤが上に抜けているフーデッドタイプを使うことを前提としているようです。もちろん、シフトレバーも…ですね。
ブレーキブラケット部は、見ての通りハンドル幅とほぼ同じですから、上りでは有利でしょう。
ショルダー部(クランプ部から、リーチ先端までの部分)の曲がり具合は、cannondale R2000で使用しているモドロと違い、曲がりがきつめです。結構好みの曲がり方です。
リーチの曲がり具合はこんな感じ。リーチ上部の落ち込みがとても緩く、ブラケット部から一気にグルッと180度反転する、きれいなカーブでバーエンドへ向かっています。ドロップ部の曲がりはそれほど深くなく、浅曲がりの種類に入るかな?
これがショートリーチバーなどですと、リーチの始まりからいきなりガクッと落ち込みが始まってしまうため、私の手に合わなくて、すぐに手のひらが痛くなってしまうという不具合があったのですが、これなら、ランドナーバーに近い形状のため、期待できそうです。
実際に走ってみて、ランドナーバーとどう違うか。これはとても難しく、そして面白い違いだな…というのが率直なところです。
これは以前でも20inch Foldingで述べていることですが、ランドナーバーでは、勢いよく、ガンガン踏んで上るスタイルの人には、全然合いません。上りでよく使うであろう、ブラケット部がとても狭いため、上りのダンシングでハンドルを振って…という上り方は全然力が入らないのです。
しかしこの狭いブラケット部は、平地をある程度のペースで走るとき、とても心地よいポジションとなってくれます。また、上りであっても、ゆっくり上っていく場合には、私はたいていハンドルクランプ部に近いところを握るため、ブラケット部の狭さは関係なくなってきます。
つまり、ランドナーバーにはランドナーバーらしい走り方があるわけです。
このランドナーバーでしばらくあちこちを走った後に、マースバーに変え、ちょっと上りで振ってみたところ…
「なんだこりゃ、すっげぇ上れる!!!」
という印象でした。 そりゃもう、面白いようにするすると坂を上って行っちゃいます。
たぶん、振れない自転車で上りを体験しているウチに、それほど振らなくても上る術を覚えたのかもしれない…とか、思うわけですよ。そこで振りやすいマースバーにしてみる。振れるからガンガン踏める。こういう図式が成り立っているのかなぁ…と。
いい加減な推理ですが、でも、ランドナーバーにした当時、すごく上りにくかったのが、いつの間にかその辺のことを感じなくなってきたのは確かなんです。ランドナーバーって、フォームの矯正には良いのかも?
しばらくは、両方入れ替えて走ってみて、どちらをメインで行くか決めようと思います。とはいえ、入れ替えは本当に容易ですから、そんなこと別に決めなくても良いんですけどね。(^^;
しかし、ショルダー部が肩幅に近いくらいの幅広ハンドル(恐らく450mmくらい)にすれば、この問題は一気に解決してしまうかもしれません。これはいずれ試してみたいですね。
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タイヤ周長一覧(実測値)
STRiDA LT (Primo Comet 16inch 1.35 HE 37-305) : 未計測
Raleigh RSW Special (Primo comet 20inch 1.35 HE 37-406) : 1450mm
BROMPTON S2L (SCHWALBE KOJAK 16inch 1 1/4 WO 32-349) : 1280mm