夜中にイヤな物音で目が覚めた。
「あ…雨?」
っかー、もう降ってきたのかー。(;_;) でもしょうがない、今は寝るしかない…と、また布団にはいる。 よく考えると、昨日この旅館を見つけたのは正解だったかもしれない。キャンプ場でも雨はきついし、野宿ならなおさら。ここなら安いから遠慮なくもう一泊できる。って、なんかすでに目的を見失っているような気がしないでもないけど…。
とにかく雨の様子を見るため、チェックアウトぎりぎりまで宿にこもる。
9時に静内の宿を出発。天気は曇り。でも、いつ降ってきてもおかしくないような感じだ。
国道235号をまたひた走る。とにかく景色が単調なので、あまりここで細かい説明はしない。というか、できない…というのが正直なところ。所々雨に降られる。しかし、本降りじゃないので雨具の上だけを着てしのぐ。雨具はそんなに高くないものだから、すぐに蒸れて、着ていても脱いでいてもいずれにしろ全身ずぶ濡れになっちゃうのだからあまり意味が無いな。
今日は距離を短くするつもりだったのに、なかなか泊まれるところが見つからない。二日続けて宿はまずいし…。無理を承知で襟裳のキャンプ場へ行くしかないか…と、地図を広げる。地図上では一箇所確認できる。ちょっと遠いけど、距離的には無理は無いはずだ。
襟裳岬へ向かう道へは行かず、国道336号線をそのまま走る。しかし、結構きつい上りが続く。歌別川を越えた時点で午後5時近く。まずいな。このままじゃ日が暮れてしまう。それに相当疲れてきた。 そう思いつつ進んでいると、あるところに、休憩用のパーキングエリアが現れた。はー、もうここにしちゃおうかな〜。と、座り込んだ途端、根っこが生えたようにもうその場から動けない。
「ダメだ、もう今日はここで野宿にしよう」
初の野宿(千葉の時は結局野宿は無かった)。しかもここはパーキングエリアだから地面はアスファルト。当然ペグ(テントを固定する杭)は打てない。その、打てない状態でテントを広げ、飛ばされないようにテント内の四方に荷物を置く。 怖いのは雨だけど、空を見上げる限りでは大丈夫そうだ。後はもう運を天に任せて眠るとしよう。
しばらくしてまたもや嫌な物音で目が覚めた。
「ま、まさか…」
雨だ。しかもそれなりに降っている。ひー! 勘弁してくれー! すぐさま飛び起き、バッグから大きなビニールを取り出して下にしく。とりあえず水がしみてきても大丈夫のはずだ。あー、どうなるんだろう。(;_;) と、思う間もなく今度は風だ。テントはペグで止めていないので、風が吹くと大きく揺れる。その度に目が覚める。
くそー。なんだっていうんだ。…などと、愚痴を言っても始まらない。今は寝るしかないのだ。とはいえ、こんな状況で寝ていられるわけが無い。買っておいたウイスキーを一気にあおる。
2〜3時間の後、雨は止んだ。助かった。そう思った途端、一気に眠りについてしまった。最後まで疲れた一日だった。
走行距離 89.38km
実走行時間 5h24m
平均速度 16.5km/h
最高速度 50.6km/h
積算距離 184.8km
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タイヤ周長一覧(実測値)
STRiDA LT (Primo Comet 16inch 1.35 HE 37-305) : 未計測
Raleigh RSW Special (Primo comet 20inch 1.35 HE 37-406) : 1450mm
BROMPTON S2L (SCHWALBE KOJAK 16inch 1 1/4 WO 32-349) : 1280mm