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2001年09月23日(Sun)

[ツーレポ] 「麦草峠アタック2001」with AMANDA FASTRUNNER GT その2

こっつぁんち前
こっつぁんち前

2001年9月23日 2日目 寒い朝

 朝。こっつぁんの声で目が覚める。なにやら外は寒いらしい。とりあえず起きて、外に出てみる。おおっ、自転車に降りた露が凍って、真っ白になっている。空気は澄んでいて、とても心地よい。雪は嫌いだけど、こういう寒さは大好きだ。日差しはとても強く、前の畑からは、うっすらと湯気が立ちこもっていた。

 朝食。パンがメイン。私は朝はご飯の人なので、なんだかちょっと物足りない。でもこれでいいのだ。これから走るんだから、量も軽くしておく。

 今日のルートをみんなで考える。私はこの辺のことはよくわからないので、みんな任せ。こっつぁんが、馬越(まごえ)峠はどうか。と言ったので、そこをメインに考える。

馬越峠

 出発。今日帰還の人と、お別れを告げ、残ったメンツで、一路JR最高地点へ行く。残ったメンツは、おのさん、須藤さん、吉田さん、こぐさん、たかさん、私。

 人について行っているだけなので、よくわからないまま、道は上りに入った。なんとなく上っていく。こういうイベントでは、一日一アタックが私の信条なので、適当なところで頭に出る。おのさんとランデブーしつつ、しばし上る。途中で休憩をしましょう。出来れば木陰で。と話をしていたのだけど、全然木陰など見つからない。適当な日だまりで休憩して、残りの道のりを走り出す。

 どうも疲れているらしい。気持ちが先へ先へと焦る。私が集団に関係なく、マイペースを保つ時というのは、すでに疲労がたまっていて、自分が持つペースを崩せないからだ。結局、今日もまた一人になってしまった。

 さっさかと上る。傾斜自体は一定していて、しかもキツいほどではないので、同じ負荷で上り続けられる。結構これが心地よい。今日は荷物も少ないしね。なんとなく、上っている間、碓氷峠を思い出した。(似ているわけではないと思うけど)

馬越峠上り途中。
馬越峠上り途中。

吉田@BD-3さんのアタック!

 そして頂上到達。おおっ、結構景色がよい。麦草は、標高が高いくせに、ほとんど木に隠れて何も見えなかったのと比べると、こっちの方が上り甲斐があるかな。ちょいと先に撮影をして、来た道をすぐに下る。みんなに上までの距離を教えようと思ったのだ。しかし、下ってすぐに須藤さんが上ってきた。すれ違った地点は、距離にして頂上からわずか200mくらいだ。さらに下ると、300mくらいで残りのみんなを見つける。差は500mくらいしか着いていなかったらしい。残りの距離をみんなで上る。頂上が見えたところで、吉田さんに「アタックだ〜!」とか言ってみる。すると本当に彼はアタックをかけた。ありゃ? 呆然としつつ、こりゃいかん、追いつかねば。ということで、こちらもアタック。しかし、全然追いつかない。結局、頭を取られたまま、頂上へと到着した。この時点で、吉田さんは嘘つきだということを再確認した。(笑)

 みんなであれこれと撮影したり、補給食を摂ったり。

 しばしの後、温泉へ向かって下る。下る下る。ガンガン下る。先頭は吉田さん。先ほどのアタックの疲労など、どこ吹く風。軽快にペダルを回して下っていった。

馬越峠頂上からの景観。
馬越峠頂上からの景観。

忘れる人

 我慢した分、ご褒美がなくちゃ。十分に下りを堪能して、温泉に到着。滝見の湯。結構広くて、施設もしっかりしている。ふにゃふにゃにふやけた後、軽く食事をしてまったり気分。そろそろ移動しましょうか。

 表に出て、おのさんが「自転車の鍵が無い」という。バッグを、文字通りひっくり返して探すも見つからない。しばらくして見つかった鍵は、自転車のすぐ近くに落ちていた。

 この時、BD-1はハンドルをひっくり返しても走れるのではないかという以前からの疑問を試してみたくなった。吉田さんのBD-3を借りてやってみる。ハンドルがすごく近くなるけど、ちゃんと走れる。面白い。サスペンションの効果はどうなるだろう? まぁ、危険なので、真似しないよーに。

滝見の湯

ハンドルひっくり返し走行をするおのさん。
滝見の湯と、ハンドルひっくり返し走行をするおのさん。

滝めぐりしましょ♪

 ここからは滝めぐりになる。温泉の目の前にある犬ころの滝、少し下って立岩湖、立岩の滝、さらに下って御三甕(おみか)の滝へと続く。これらの滝を見るには、自転車を降りて、歩いて下まで下りないとならない。結構これが脚に堪える。

 御三甕の滝にて、おのさんがまた鍵が無いという。忘れんぼな人だ。^^; 私と須藤さん、こぐさんとたかさん等がまた下まで探しに下る。すると見事、須藤さんが鍵を見つけた。みんなで喜び勇んで上へ上がる。上がる途中で須藤さんが「ワイヤ錠切断してたりしてなー」なんて冗談を言う。

 上まで上がると、なんとおのさんが鍵を外していた。ぐはっ。なんですとっ!? 防犯上、彼が何をしたのか詳しく書かないけれど、こんな方法で外れちゃうの? と、改めて鍵の意味のなさを痛感した。鍵なんて、衝動的な盗難くらいしか防げないのかも?(もちろん、こういうことは鍵によると思うのだけどね)

犬ころの滝
犬ころの滝

立岩
立岩

立岩湖
立岩湖

イレギュラー大好き

 下り基調の道をみんなで走る。途中、いい道が現れて、思わずムズムズ。ええい、行っちゃえ! ってことで、本日二度目のアタック。先頭のこぐさんに肉薄。しばらくそのまま走っていると、後ろから「ゴーッ」というロードノイズが近づいてくる。振り返ると案の定、吉田さんが真後ろにいた。やっぱりこの人、嘘つきじゃん。( ̄▽ ̄) 彼は、口では苦しそうな言葉をつぶやきつつ、しかし偉い勢いでこぐさんの後ろに着く。こぐさんも黙って後ろには着かせない。軽い上りで一気に差を付ける。

 三番手の私。ふっふふふ。笑いが止まらない。楽しい。きちんと隊列を組んで走るのは大切なことだけど、たまにはこういうイレギュラーもあると面白い。

 もうすぐ駅というところで、一旦停止して、後ろを待つ。息を荒げている吉田さんに「まだ演技してるよこの人は…」とかつっこみが入る。彼曰く「もー本当にダメなんですってー」。しかし誰も信用せず。(笑) 全員、頭の中で「ダウト!」と叫んでいたらしい。

 さらに少し下って、小海駅に到着。ここで輪行。一気に野辺山へ。ここから昨日同様、「野辺山荘」でお風呂に入る。

野辺山駅前にて
野辺山駅前にて、BDな人たち。

 再び宿に戻り、夕食の後、飲みが始まる。宿の飲みは気楽で良い。帰ることを考えなくて良いから、好きなだけ飲める。眠くなったら眠ればいい。今夜もまた、話はいろんな話題で盛り上がり、野辺山の夜は更けていった。

走行距離 44.43km
走行時間 2h41m
平均時速 16.5km/h
最高速度 49.2km/h


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